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インドネシア高速鉄道の失注原因は本当に中国の札束外交だけか? [政治経済]

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国と国は企業と企業の関係と同じで、利益で結ばれていると思います。
インドネシア高速鉄道の受注失敗の要因は中国の札束外交として、真因を追究しなかったら、今後も同じ失敗が繰り返されるのではないかと思われます。

海外でも認められる日本の技術は素晴らしいです。
但し、技術力が高いから受注できるとは限らないでしょう。
インドネシアのニーズに合わなければ、例え高い技術を持ったとしても必要以上になるため、採用されないのは当然でしょう。

昔はソニーをはじめ、日本の家電製品が有名で、世界中に売れていましたが、今は日本の電機メーカーが苦しんでいることは認めせざる得ません。
なぜ、技術力が高い日本は韓国に負けたかということをもう一度思い出して、インドネシア高速鉄道の受注失敗の原因を考えた方がよいのではないでしょうか。

日本の家電製品の競争に負けた原因は色々あるとは思いますが、原因の一つとしてグロバール市場のニーズに合っていないのではないかと思います。
技術力が高いから高度な機能を持つ製品を作リがちで、高級消費層にしか合わず、中低消費層のニーズに合っていないから、大量生産の韓国電気製品に市場シェアを奪われて、世界中に韓国製品が溢れるようになってきたと思います。

インドネシア高速鉄道の場合、設計要件として時速は250~300キロです。
私が知る限り、現在、中国高速鉄道の最高時速はちょうど300キロです。
単純に時速からみれば、中国高速鉄道の設計はインドネシアのニーズに合っているように思えます。

私は今年の4月に一度上海⇒杭州ゆきの高速鉄道を利用したことがあります。
正直、穏やかで乗り心地は快適でした。
前後の席の間隔は日本の新幹線より広いような気がします。
(乗っていた車両は2等車でした。席の間隔を測っていないので感覚でしか言えませんが)

高速鉄道の建設は、時速以外にも沢山の技術要素が必要だと思います。
また、中国の技術より日本の方が高いと思われますが、
現在、中国ではビックリするほど、高速鉄道があっちこっち引かれていて、日本では考えられないない人数で利用しているため、中国の技術でインドネシアのニーズに十分対応できるのではないかと思われますね。

高い技術を持っている日本は失注の結果となり、悔しいでしょうが、
この悔しさを糧にして、次回失注しないよう、敗因を追究した方がよいと思いますね!


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