2015フォーブス富豪女性起業家ランキングからこんなことが分かりますよ♪

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「フォーブス」が2015年第６回目の世界富豪女性起業家ランキングを発表しました。
資産額10億ドル以上を持つ女性起業家は73人ランクインしました。
このうち中国人が49名で、全体に占める割合は67%となっています。
そのほかの24名はアメリカ、イギリス、スペイン、ブラジル、ミャンマー、イタリア、マレ－シア、ナイジェリアとロシアの方ですが、残念ながら日本の女性はランクインしていません(>_<)

中国の女性起業家を次々に生み出すことは世界中に注目されています。

なぜ中国の女性起業家が成功できるかと不思議に思うでしょう。
まあ、女性が働きやすい環境が整えらていて、殆どの女性が働いているため、何人かは成功するでしょう。

女性が働きやすい環境とは何なのという疑問があると思いますので、自分の目で見たのは以下の５点ですね。
◆男女平等の社会意識
中国では、女性が天の半分を支えるという有名な毛沢東の言葉どおり、女性が男性と同じように社会に出て働くのは一般的です。
男女が均等に国家の興亡を担う責任があるという社会意識で、結婚して子どもが生まれても働くのは当たり前ですね。

◆保育環境の完備
大きい企業であれば、敷地内に必ず保育所があり、午前午後に約30分間ずつの授乳時間を設けていますので、安心して仕事できます。

◆男性の家事分担
中国の男性は家事を当たり前のようにします。女性より多く分担することも珍しくありません。
家事担当によって女性の社会進出が実現できる可能性が高まりました。

また、お昼の食事がつく会社が多く、１日１回分の料理を作る時間と費用も省けます。
ちなみに、私も出張で食べたことがあります。まあまあおいしかったです。

◆残業の少なさ
特別の業界（例えば、IT）を除いて、中国人は基本的に残業しません。
特に小さい子どもがいると、周りからの理解で残業をさせないこともあります。
ですので、子どもができた女性が復帰して働きやすいです。

残業が多い業界ではたいてい親に助けてもらいながら仕事を続ける人が多いようです。

◆親の協力
結婚して親と同居する人は少なくありません。
たとえ同居しなくても、喜んで孫の面倒を見てくれる習慣があるので、
職場の近くに保育所がなくても、幼い子どもを親に預ければ仕事が継続できます。

恵まれた環境で女性が安心して働くことができ、成功の確率も高くなるでしょう。

政府は女性の社会進出を提唱していますが、具体的な施策がない限り、効果が限定的でしょう。

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タグ：フォーブス ランキング 女性